理化学研究所理事長に松本紘・前京都大学長が就任
理研の新理事長に全京都大学の学長である松本鉱氏(前京大学長)が就任しました。
これ自体は特別注目するところはないのですが、最後あたりの文章が気になりました。
理研は1日、退任した野依良治前理事長(76)を相談役に任命したと発表。31日付で退任した川合真紀・前理事も、1日付で理事長特別補佐に就任した。
Yahoo!ニュースのコメント欄でも指摘されてしますが、これはどうなんでしょうかね。組織を一新して出直すという点では評価できない人事でしょう。
理研CDBの処遇についても似たように煮え切らない人事が行われています。STAP問題の改革委員はもともと理研CDBの解体を求めていましたが、実際は縮小出直し、交代を求めていた研究担当理事とコンプライアンス担当理事も留任していました(こちらのニュース)。
このような対応を見る限り改革委の提言を真剣に受け止めているようには思えません。